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ドクターコラムDOCTOR COLUMN

歯医者さんのレントゲンの重要性と安全性。被曝量は?妊婦は大丈夫?

2018.01.05

皆さんはレントゲン写真についてどれだけの知識をお持ちでしょうか。歯医者に限らず日本では多くのレントゲン写真やCTなどの写真や断層画像が撮影されていて、病気の診断に欠かせない重要な検査の一つとなっています。このレントゲン写真は実は放射線を放出する放射性のある医療用の検査器具で、検査をする側も検査を受ける側もしっかりと放射線についての知識を持つ事が重要だと言われています。みなさんが安心して検査を受けてもらえるように、レントゲン写真の重要性と安全性について説明したいと思います。

レントゲン写真は歯科医療で重要な骨の状態を把握する上で欠かすことができない非常に重要な検査器具です。歯の状態は外から見ただけではわからない事が多く、骨の状態の観察をするためにも歯医者はレントゲン写真を毎日撮影しながら診断と治療にあたっています。レントゲン写真を撮影することで実は多くの情報が手に入ります。歯と骨の関係や歯の内部の病気だけでなく、実は顎の骨の内部に隠れた腫瘍の存在までわかる事があるので非常に重要で、この検査なしに治療はできないほど重要視されている検査です。

しかし、レントゲン写真の撮影には放射線が放出されるという危険が付きまとっており、放射線被曝のデメリットと、レントゲン写真やCTの画像を撮影するメリットを比べた時に検査を行うメリットが大きい場合にのみレントゲン写真の撮影が行われているのです。実際には歯医者で用いられている検査の器具の性質が向上し、現在では多くの歯医者で用いられている検査器具の放射線では被曝の心配をする必要がほとんどないと言われています。妊婦さんでも安心して治療を受けられるように色々な対策を行って治療に当たったり、必要に応じて他の検査手段に変更する事ができるので、不安な事がある場合には歯医者に相談しましょう。

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