虫歯にならないというのは多くの患者さんが望まれていることなのではないでしょうか。虫歯になってしまうと大がかりな治療が必要になったり、人によっては虫歯の治療のために痛い思いを経験しなければならない方もいます。実は虫歯の予防には２つの注意点があり、この注意点を押さえておくと虫歯を予防することができます。しっかりと知識をつけ、予防に役立てるようにしましょう。

虫歯の予防で重要なのはまず何と言ってもブラッシングです。ブラッシングを毎日きっちりと行うことができればそれだけで虫歯のリスクを軽減できますし、何よりも歯周病などの疾患の予防にも役立ちます。ブラッシングで注意したいのは磨き残しです。赤い染め出し液を使って虫歯の原因になる歯垢を綺麗に落とすと、お口の中を非常に綺麗に保つことができますし、何よりもどこの部分に汚れが溜まりやすいかを知ることができます。磨き残しというのはその時だけの磨き残しではなく、何日も前から同じ部分をみがき残していることが多いので、磨き残しの癖を把握しておくと役立ちます。

もう一つの注意点は定期検診です。歯科疾患はそこまで進行が早いものではないので、しっかりと早期の段階で発見し、治療をしておくと治療自体が非常に小さくシンプルなものですみます。定期検診で虫歯を早期発見したり、虫歯に至る前のC０の段階を発見できれば経過観察で済むこともあるので、やはり早期発見・ブラッシングが一番重要です。最近では治療に関する痛みがだいぶ少なくなっていますが、完全に無痛で治療をすることができないケースもあります。虫歯の予防を徹底し、虫歯０の生活を目指しましょう。