歯磨きというのは実はしっかりと知識をつけ、適切なやり方と適切なタイミングで行わなければ虫歯や歯周病などのリスクを低下させることができないことがあります。歯磨きは毎日行う日常の予防措置です。しっかりと毎日の歯磨きの質を高め、適切な予防措置ができるようにしましょう。

歯磨きの回数は基本的に食べ物を食べた後に必ず歯磨きをすると考えておくとわかりやすいかもしれません。毎日三食の食事をとった後、お口の中では虫歯や歯周病の原因細菌が増え続けていて、この細菌が作り出す毒素や酸によってお口の中にある歯や歯茎は常にダメージを受けていて、しっかりと歯にこびりついた汚れや細菌を落としていくことが重要なのです。

歯にこびりついた汚れは歯垢と言って細菌が作り出したバイオフィルムという汚れです。このバイオフィルムは粘着力があるだけでなく、実は消毒薬などの細菌を殺すお薬も中に到達しづらい非常に厄介な性質を持っていて、歯ブラシで物理的に破壊しない限りなかなか除去することができません。適切な歯ブラシの使い方を身につけると今まで使っていた時間で今まで以上の効率で汚れを落とせるようになります。

お口の汚れが気になった方は是非一度当院へお越しください。ブラッシング指導と歯のクリーニングを合わせて行うとそれだけでお口の健康が大幅に回復します。小さな病気も早めに発見すると綺麗に直すことができるので、お口のことで何かきになる時にはすぐに歯医者に相談するように心がけましょう。