歯医者にとって欠かせない原素の一つにフッ素という原素があります。実はフッ素入りの歯磨き粉やフッ素配合のガムなど歯科治療に従事するとほぼ毎日フッ素という言葉を使うほどフッ素は重要な役割を果たしていて、皆さんも一度は耳にしたことがあるかもしれません。

実は多くの歯医者でこのフッ素を含んだペーストを歯に塗り、歯を強化する治療が行われていて、子供の虫歯を防ぐ上で特に重要な治療に位置付けられています。虫歯を防ぎ、病気から歯を守るために欠かすことができないフッ素について一度皆さんに詳しくご紹介いたします。

歯科医院で行われるフッ素塗布は大人ではなく子供の予防処置として広く行われていて、生えてすぐの歯にフッ素塗布を行うことで初めてしっかりとした予防効果が現れてくるのをご存知でしょうか。フッ素というのは歯の表面を丈夫にする作用があり、歯を虫歯から守る上で欠かすことができません。子供の間にフッ素を塗布し、しっかりと虫歯予防を行うと将来にわたって健康な歯を保つのに役立ちますし、小さい間に虫歯を経験しないと歯医者の治療に大きな恐怖心を抱くこともありません。未治療のまま歯を残すことができれば将来にわたって長い間自分の歯を使って食事ができるので、しっかりと自分の歯を残すように、予防をしてあげましょう。

虫歯予防にはこのほかにもシーラントという予防法があります。プラスチックでできた樹脂を噛み合わせの溝に流して固めておくことで虫歯の細菌が入って歯を溶かさないようにすることができます。シーラントによる虫歯予防は非常に効果が高く、フッ素塗布と合わせて行うと虫歯になるリスクを大幅に低下できます。しっかりと予防を受け、歯の治療を受けなくても住むように心がけましょう。